FMセミナー協賛団体・企業

  特定非営利活動法人日本GAP協会 、 株式会社オルタナ 、 一般社団法人生きもの認証推進協会 、 エフティピーエス株式会社
第2回 フードマーケティングセミナー

◆日時◆
12月6日(金)
18:45
 開場
19:00~19:50
 基調講演:「“売る”でなく“伝える”を全力で」  福島徹 
19:50~21:00
 鼎談 「真の消費者ニーズをつかみとるマーケティングとは?」
 (福島徹・小川孔輔・徳江倫明) ※敬称略
21:00~21:30
 質疑応答
21:35~21:55
 名刺交換会

◆場所◆
法政大学経営大学院(新一口坂校舎) ≪MAP≫


◆参加費◆
一般 7,000円(税込)
メルマガ会員(※) 6,000円(税込)

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東京都・羽村市。都心から離れること約40kmのこの地に、全国の小売店や大手デベロッパーなどから注目を集め、出店要請が絶えることのないスーパーマーケット「福島屋」があります。1967年に10坪に満たないよろず屋としてスタートし、1974年に現会長である福島徹氏が両親から店を引き継ぎ、経営に参画。以来、独自の経営手法で堅調に売上を伸ばし、40年間連続黒字経営。周囲の大手スーパーとの熾烈な競争の中をしたたかに勝ち抜いてきました。

安売り広告やチラシ使った宣伝を一切行なっていないのに、なぜ、そんなことが可能だったのでしょう?

低価格志向とは一線を画し“質”にこだわったPB商品の開発。「旬を逃した商品は店頭に置かない」という、商業ベースを無視したかのように思える決断。週に1回のペースで会議を重ねて検討するほど重要視している“棚作り”。地元の主婦が参加するマーケティングや催事企画。「売れそうかどうか」ではなく「お客様の役に立つかどうか」で決定される品揃え。ほぼ毎日開催される、食に関するお客様参加の講座。安全・安心の徹底した追求や産地との協働。従業員重視の経営方針。…等々、福島屋の躍進の根幹には、従来のスーパーで常識と考えられてきた方法を覆し、次々と新機軸を打ち出してきた福島氏の経営戦略がありました。

「店舗の広さ・品数・客層などが異なるにも関わらず、大手チェーン店やコンビニエンスストアの成功例を鵜呑みにしたような棚の配置の店をたまに見かけますが、役割も性格も違う店を真似することに効果があるのでしょうか?」「商品を“売る”ということは、“伝える”ということだと思っています。売れるかどうかは、お客様にその商品の情報が伝わるかどうかにかかっています。商品の良さを伝え、価値を伝え、その結果として“売れる”という状態が生まれると考えています。」という福島氏に、その戦略と今後の展開、そして全国の地域スーパーの可能性をたっぷりと語っていただきます。


【福島屋 ホームページ】

福島徹(ふくしまとおる)
1951年東京都生まれ。大学卒業後、家業の福島屋を継ぎ、酒屋・コンビニを経て、34歳の時に現在の食品スーパー業態に転換。安売り・大量販売とは一線を画した手法で、現在はスーパー・レストラン・生花店など合計9店舗を運営し、自己資本比率80%を超える安定した資本構成を誇るに至る。20年ほど前から農家との直接取引を開始し、多くの生産者が農業で生計を立てていくのが難しい状況であることに目を向け、販売する立場から何か役に立てることはないかと考えるようになった。農業と商業の橋渡しこそが自らのミッションであると定義し、農業支援の姿勢を貫いている。還暦を迎えた2年前、(株)福島屋の社長職を長男に譲り、自身は会長に退いた。現在は、自らに課したミッションをより直接的に果たすために、農家の経営指導・地域振興・スーパーマーケット支援などを専門に行う(株)ユナイトを立ち上げ、代表取締役社長を務める。デジタル雑誌『食べるヒント』編集長。著書に『食の理想と現実』(幻冬舎)・『食を整える』(眞人堂)がある。また、NHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」出演時の映像は『食品スーパー経営者 福島 徹の仕事 信頼は己の全てでつかみとる』というタイトルでDVD化されている。


『福島屋の商品戦略と地域スーパーの可能性』
   ~消費者の真の望みを察する“直感力”を研ぎ澄ます。
40年間連続黒字経営。全国の小売店や大手デベロッパーが注目する“最も旬なスーパー”の勝因とは?
第2回
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